年が明け、高校受験をする本人も またその家族も色々と心配な時期になってきました。
いよいよ最終の希望する高校を!と考える中で一番決めてとなる要素の大きなものは内申点だと思います。
高校受験に影響する内申点は、都道府県によって計算方法、また評価する時期が違ってきます。
そこで今回は「兵庫県公立高校入試2019内申点計算方法は?いつまでの成績で決まる?」のタイトルに沿った内容でご紹介したと思います。
目次
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兵庫県公立高校入試の内申点(調査書の得点)の計算方法や入試制度
それでは、志望校を決定するうえで一番基本となる内申点の計算です。
兵庫県公立高校への内申点の計算方法は?
●内申点の基本
内申点 250点満点 |
『主要5教科の評定×4(100点満点)』+『副4教科の評定×7.5(150点満点)』=250点満点
主要5教科とは
国語・算数・英語・理科・社会
副4教科とは
音楽・美術・保健体育・技術家庭
です。
以下、3パターン計算例です。
(5×4×4)+(4×4×7.5)=200点
(5×3×4)+(4×5×7.5)=210点
(5×5×4)+(4×3×7.5)=190点
という計算になります。
副教科の4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の配点が高いのは、入試のテストがないからですね!!
兵庫県公立高校一般入試の制度
それでは、内申点の計算を踏まえて、合否判定の計算についてもご紹介します!
●合否判定の基本
内申点 250点満点 |
『主要5教科の評定×4(100点満点)』+『副4教科の評定×7.5(150点満点)』
学力検査点 250点満点 |
『入試当日の5教科テスト得点÷2』
内申点(250点満点) | + | 学力検査点(250点満点) | = | 500点満点 |
◆ポイント◆
①内申・学力検査点(入試当日のテスト)の合計で合否が決まる。
②内申点は副教科の割合が高い。(150点/250点)
※複数志願の場合の可算点についてや単独選抜との違いについては・・
コチラ ⇒ 「兵庫県公立高校2019単独選抜校と複数志願選抜校の違いや加算点も」
の記事で詳しくご紹介しています!!
内申点(調査書の得点)は何学期のいつまでの成績で計算するの?
内申点(調査書の得点)の計算の元になる各教科の成績は、中学校のいつの時期の成績が影響してるのか・・・
これもとても気になりますね。
色々と調べてみたところ
・中学3年生の通知表の2学期の評定※
・中学3年生の1学期と2学期の通知表を合わせた評定
・中学3年生の通知表の2学期の評定に3学期の実力テストの成績を加えたもの
と説明されていることが多いです。
また 中学3年生の2学期の評定が元になるのなら、中学3年生の2学期だけがんばれば良いのか?
と思ってしまいそうになりますが、そうでは、ないようです。。。
そもそも中学3年生の2学期の評定※は、中学3年生の1学期の成績も参考にしてつけられるようです。※
兵庫県教育委員会:平成31年度兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱 の6ページ、調査書の書き方のところで
3006 各教科の学習の記録については、次のとおりとする。
(2) 第3学年の評定は、平成 31 年1月以降において、第1、第2学期の成績を十分参考 にして行う。この場合、生徒全員について、教科ごとに、5段階とする
と、記載されています。
つまり、
中学1・2年生と中学3年生の1学期までは各学期の中間・期末テスト、提出物、実技、授業への取り組みなどを総合して評定をつけられますが、
中学3年生の2学期は中間・期末テスト、提出物、実技、授業への取り組み、プラス中学3年生の1学期の成績を参考にした上で評定がつけられるのです。
また
一般入試は中学3年生の2学期までの評定に3学期最初の実力テストの成績を加えたものが最終の内申点となるという中学校もあるようです。
中学校によって違いがあるというのは
少し気になるところですが・・・。
確実なことを知りたい場合は、通っている中学校に直接聞くのが一番ですね!!
まとめ
これからやれることは・・
内申点を懇談の時にハッキリと聞けた場合、希望する公立高校の合格予想点から内申点をマイナスしてみてください。
当日入試でとらなければいけない得点が、おのずと分かります。(得点÷2=学力検査点)
その得点を目標に、あとはひたすら当日の点数を上げるためにコツコツ頑張ることが、今できる1番のことだと思います!!
どの教科もこなせるのが一番の理想ですが・・・
得意な教科の点数を確実にとっていくこと
苦手な分野をつぶしていくこと
などが、大事かなと思うので頑張って下さい!!
春には良い結果がでますように!
今回は「兵庫県公立高校入試2019内申点計算方法は?いつまでの成績で決まる?」のタイトルでお届け致しました。
それでは以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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